新卒の人たちでよく相談を受けるのが、なかなか業界を絞り込めない相談。業界を絞れないのに会社を絞るなんてとってもというのが本音でしょう。
今、野球のドラフトが話題になっていますけど、本当にプロでやりたければ実力を証明しないとだめなんですよね。でも最初はどのスカウトも、その子の実力はわからない。やっぱりどこかの野球部に所属しプレーしてみて、その実績がスカウトの対象となる。 言ってみれば、その野球部が会社みたいなもの。どこかの会社でプレーしないと実力が企業側もわからないわけですよ。本当に実力があるうなら、別に野球部に入っていなくてもスカウトされる。今は転職も活況の時代なんだから、まずは自分の力を発揮できそうな野球部をみつけよう!!そして、別に野球じゃなくてもいいんですよね。サッカーでも水泳でもバスケでもバレーでも新体操でも卓球でも柔道でも・・・。何かを始めなければプロは目指せない。こうしたスポーツの種類と同じものが業種。業界をどこに絞るかが大事。野球やりたくて道場に行く馬鹿はいない。 まあ、合わなければ変えればいいので、そんなに悩んでもあとは興味の問題です。でも一つだけ言えるのは、一度始めたら「3年」はやり続けること。本当にその仕事の意味や楽しさがわかるのは3年はかかる。最初は辛い練習ばかりで、それしか見ないで辛くなってやめてももったいない。本当に面白いとこ見てからでも遅くはないでしょう!!メインディッシュを見ないで前菜で帰っちゃうようなものです。本当にその仕事の価値ややりがいを見たいなら「10年」はやるべき。3年前で辞めちゃうとキャリアにも傷がつきますよ。
by syukatsu-ouen
| 2004-11-19 20:32
| 人事部の本音
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